総合不動産事業グループのリスト株式会社(代表、北見 尚之氏)は、自社で企画・施工する戸建て分譲住宅「リストガーデン」において、エネルギー収支ゼロを実現した最先端のエコハウスプロジェクト「リストガーデンオーレリアン深沢を開発。「オーレリアン」とはギリシャ語で黄金を意味する。
政府の策定した「エネルギー基本計画」では、再生可能エネルギーなどの活用を通して低炭素社会の実現を目指している。住宅産業においても、2020年に標準的な新築住宅で年間の一次消費エネルギーが概ねゼロとなる ZEH(ネットゼロエネルギーハウス)の開発や取組みが本格化している。
リストガーデン オーレリアン深沢では、建物の基本性能を向上させる事でエネルギー消費を極力少なくし、「室内及び室 間の温度変化が少ない、健康で快適な暮らし」の提供と、エネルギー収支をゼロにしていく「環境負荷 の少ない住宅」また、「ヒトと環境への優しさの両立」を目指す。各住宅メーカー等から蓄電池を加えた設備機器の充実によるエネルギー収支ゼロを目指す住宅などの企画とは一線を画す首都圏では先駆的な取り組みとなる。
断熱・気密性能を極めた設計においてQ値 1.3、C値 0.5 を実現する。エネルギーの損失を防ぐ為に欠かせない断熱性能の向上を第一とし、基礎下断熱に加え、オリジナルの高断熱壁・高性能樹脂サッシの採用などにより、断熱性能の向上を図っている。Q値は少ないほど断熱性能が高く、C値は少ないほど気密性が高い。ちなみに首都圏の推奨値 1.7 はもちろん、寒冷地域の推奨値 1.4 をも下回っており、C値は 0.5(寒冷地基準 2.0 以下)と極めて高い数値を示す。
基礎下断熱の施工気密、断熱に関しては、天井、床、壁トータルで考慮することが重要で、断熱壁に加え、「基礎下断熱」を施すことで通常の床下断熱では熱が逃げやすい玄関、土間や浴室の断熱性を大きく向上させている そしてオリジナルの断熱壁の施工 吹付断熱、外張り断熱を使用し、断熱性能の向上を図り、また、その断熱性能を最大限に活かす為、気密性の向上も図っている。
さらに高性能樹脂サッシを採用、リストガーデンにおける標準仕様ではアルミサッシを使用していたが、国内最高レベルの断熱性能を備えた YKK AP 株式会社の高性能樹脂窓「APW330」を採用すること により、断熱の最大の敵であるサッシ周縁からの熱損失を極限まで抑えている。
リストグループの創造する住宅はここまで徹底しているのである。