世界規模の不動産ネットワークと国内不動産を強みとする総合不動産企業、リストグループの事業会社、リストプロパティーズ株式会社(代表取締役社長:北見尚之氏)は、2019 年4月に自社所有のリノベーション賃貸物件にIoT デバイスを導入した。
リストプロパティーは、これまでにもスペースシェア事業や住宅宿泊事業など、賃貸物件のリノベーションを地域活性化のために行なってきたが、今回はグループ初として自社所有の賃貸物件「ヒルトップマンションをリノベーション。IoT デバイスを導入したという。導入したIoT デバイスは、「インテリジェントホーム」といい、スマートロック、ドア窓センサー、家電コントローラーといった機器を設置。スマートフォンやタブレットから宅内の確認や家電の操作を行うことが可能になっているほか、スマートスピーカーを設置することで声での操作もできるようになった画期的なもの。
今回の試みはIoT デバイスを購入するか迷っていて試しに使ってみたいお客様や、今後住居を購入する際の検討材料にしたいお客様にとっては、導入のコストや手間なしに試すことができると、好評だ。
また、築古の物件は、オートロック等の防犯システムが設置されていないことも多く、スマートロック、ドア窓センサーといったIoT 機器を導入することで、多くのメリットがあると思われる。
多方面でデジタル化が進む現在、IoT デバイスを導入したスマートホームは今後ますます需要が増加すると見込まている。