ハワイの不動産を所有したい、オーナーになりたいという人が増えています。ただ国内と違い、海外の不動産ならではのルールや用語もたくさんあるのも事実。まずはそこから学んで、ハワイへの移住の夢を実現させましょう。
●タイトルインシュランス(Title Insurance)
タイトルインシュランスとはタイトル (名義) の調査で見つからなかった買手のリスクを保証する保険です。売買取引の際には必ずタイトルカンパニー(Title Company)が売主を本当の物件の持ち主かどうか調べますが、例えば「行方不明になっていた相続人」「実際の所有権が別に存在する」「偽の署名で譲渡がされていた」などのケースで、売買契約が終了したにも関わらず本来のオーナー(物件)が表れて所有権争いが発生した場合などに、タイトルインシュランスはそのリスクから買主を守ってくれます。
基本的に不動産を購入する際は、ほぼ全ての方がタイトルインシュランスを購入します。
●タイムシェア(Time Share)
タイムシェアとはリゾートコンドミニアムやホテルなどの所有権を週単位で購入するシステムです。
例えば1週間分の権利を購入した場合は、オーナーとして物件を毎年1週間利用することができます。
●ティーエムケー(TMK(Tax Map Key))
直訳すると税金地図番号。全ての物件に割り振られている番号で、不動産手続きの際には必ず必要となります。
この番号でどの物件か特定することができ、売買の履歴や納税履歴、固定資産税額やその指標となる評価額などを確認することができます。
●パーソナル・チェック(Personal Check)
個人用の小切手のこと。日本では個人が小切手を使うことはあまり無いと思いますが、アメリカでは毎月の光熱費やクレジットカードなどの支払いなどにもパーソナル・チェックを使用します。
●プロパティタックス(Property Tax)
日本でいう固定資産税のこと。ハワイでは、プロパティタックスを8月と2月の年2回に分けて支払います。税務局が査定した物件の評価額によって税額が決められ、毎年、固定資産税の請求書の前に査定額が送られてきます。
固定資産税額は特定の金額を超えるかどうかで税率が変わり、また物件の使用目的(居住用か商業用か)によっても異なります。
●ラナイ(Lanai)
日本で言うバルコニーやベランダにあたるもの。椅子やテーブルなどが置かれている場合が多くあります。物件によっては屋外のラナイだったものにガラス戸や壁をつけ、室内の一部として改装しているものもあり、これを『エンクローズドラナイ』と言います。
また日本ではベランダに洗濯物を干すことが一般的ですが、ハワイではラナイに洗濯物を干すのはマナー違反とされています。
以上、主だった用語を紹介しました。まだまだたくさんあるので、気になる方は、ハワイの不動産をメインに取り扱っているリスト サザビーズ インターナショナル リアルティまで、お問い合わせしてみてください。