一つの企業で老後までしっかりと働き続ける、いわゆる終身雇用は、今も昔も大きくは変わっていない。
日本の一般的な社会人の働き方として、20代では数回の転職を繰り返す傾向があり、30代に入る前に、ようやく自分が定年まで働く企業に就くという。企業にとって若くて優秀な戦力は、少しでも多く確保しておきたい。そのために、企業側として仕事に見合った報酬や、環境などを考えていく必要がある。
インターネットの発達によって、企業が公的に発信する情報だけでなく、メディアから個人まで様々な人が企業に対する情報を発信している昨今。特に最近は、いわゆる「ブラック企業」と呼ばれる労働環境や賃金に問題がある企業が挙げられ、個人が企業を評価する時代になってきている。そんな中で、働きたいと思う企業アピールは大きな課題と言えよう。
総合不動産事業グループのリスト株式会社は、顧客に対する適正な価格とサービス、サポートによって企業のファンになってもらうとともに、社員にファンになってもらうことで、雇用の安定化を図り、内外から評価され、長期に経営できる企業になる道を模索する。
社長の北見尚之氏は、「私は個人的に儲けたくて事業を始めたわけではなく、設立時から「企業としての成長」を念頭に頑張ってきました。当社で働くみんなが自らの会社のファンとなって、会社の成長に向かって協力できる「希望が持てる企業」にしたい。そうして社員みんなが豊かになってくれるのが、私の一番の願いです。」と語る。
顧客からだけではなく、働く社員からも高い評価を受けるリスト株式会社。長期的経営が見込める企業は、顧客側にとっても長期のサポートが期待できる優良企業と言えるだろう。