横浜を中心とする総合不動産「リストグループ」(代表・北見尚之氏)の企業理念は「私たちが関わる全ての地域の活性化のために、様々なスポーツ・文化活動に取り組み、街の魅力を地域の方々とともに育んでいくこと」と語る。そのために、環境の保護や美化、地域コミュニティ形式のサポートを積極的に行っているほか、社会に貢献し、地域とともに成長する活動を実際に継続してくとも明言する。
その一端でおこなわれているものに「スポGOMI」がある。これはゴミ拾いのことであり、ゴミ拾いとスポーツを合わせた造語で「スポGOMI」という。ゴミ拾いはスポーツだ、というキャッチフレーズのもと、制限時間内に集めたゴミの量と質で得点を競うという立派な競技となっている。ゴミ拾いをスポーツ競技にしてしまったアイデアも面白いが、実際に継続して実施していることに高い評価を受けている。
ちなみに先月(2017年4月)開催された「スポGOMI」は、リスト杯横浜大会として、横浜ベイクォーターをメイン会場として実施された。参加チームは24チーム、集められたゴミの量は150k以上にもなっている。次回の「スポGOMI」は5月28日、会場は横浜マリンタワーとなっている。参加者は幼児でも保護者の付き添いがあれば可能で、1チーム3~5名からのエントリーとなっており、少人数の家族単位でも参加ができるから、子供への教育の一環として参加してみるのも面白い。参加は無料で、入賞チームには入賞賞品がでるほか、参加者全員に参加賞が貰える。
なお、「スポGOMI」大会中に、参加チームに拾って頂いたペットボトルのキャップについては、2016年9月より、上智大学の学生団体『AshA~海外子ども支援事業~』に提供され、インドの子供達の教育支援金として使用されている。環境の美化だけでなく、子供たちの教育支援にまでつながるイベントは、なかなかない。末永く続いてもらいたいものである。